武蔵野東学園について
独特の自閉症児教育システムが評判
自閉症児教育の先駆けとしての知名度だけでなく、就職率や難関校への進学率も高い武蔵野東学園は、卒業生の声や父兄からの口コミなどどれも高評価を得ています。
しかし、いちばん気になるのは学校関係者からの評価でしょう。 ここでは、武蔵野東学園が情報公開している学校評価をもとに、学校関係者からの評価を紹介します。
幼稚園を訪れた学校関係者は口々に「よくコミュニケーションが取れている」と列挙しています。
イベントや行事など情報共有の機会が多く、先生同士はもちろん、保護者と先生の間でも和気あいあいと明るく会話されている姿が印象的とのことです。
また、ICT環境の整備による iPadの使用や、学齢2歳・3歳クラスへのニーズを受けて週2コースや週5コースを設けるなど、よいものは取り入れ迅速に対応するあたりは、さすが武蔵野東学園、と感心しています。
武蔵野東学園が、なぜ日本の障害児教育の先頭を走り続けてこれたかが理解できる評判です。
武蔵野東小学校も幼稚園同様、コミュニケーションの機会の多さを評価する声が多数上がっています。
先生同士や保護者同士、先生と保護者が頻繁に話せるので、子どもがどのように過ごしているかを交流の場で聞けることが素晴らしいと評判です。
また、「哲学対話」で子どもが考えることに没頭している姿や、「ライフスタディ」での学習が日常の生活と結びついている点についても、感嘆の声が上がっていました。
チャレンジ精神旺盛な武蔵野東学園の斬新な取り組みと、日常をおろそかにしない社会自立教育が評価されています。
「できない」を嘆くよりも「できる」に真摯に取り組む武蔵野東学園の教育姿勢が、コロナ後のいっそうの飛躍につながっていると高い評価を得ています。
多くの人々の活動を制限したコロナ禍でしたが、普段から「できない」と「できる」を判別してきた武蔵野東学園にとっては、かえってアイディアを駆使して活動を広げるきっかけとなったようです。
また、「生命科」や「探究科」での生命観と深い思考力の学習、3年生の特別進学学習について、素晴らしいとの声も多数ありました。
子どもたちの個々の適性を見極め、13〜15歳の子どもに何が必要かを考えてきた武蔵野東学園の取り組みが、正当に評価されています。
就職試験対策としての就職模擬試験による意識向上や、金融教育での外部講師による特別授業など、社会自立に向けた取り組みが実践的で素晴らしいと評価されています。
また、ICT環境とICT教育に対しても高い評価を得ています。授業だけでなく、友愛会活動や部活動で生徒が当たり前にタブレットを活用しているシーンが印象的だったとのことです。
学校関係者の多くが、卒業を控えた3年生の発表に感動していました。在校生は武蔵野東学園を選んでよかったと思っただろう、と語っています。